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歯のコラム



 

07/03/10
甘いものを食べると治療した歯に強い痛み なぜ?


水ではしみないのに、甘いものを食べると歯がしみることがあります。かつて虫歯になり、治療で金属をかぶせた歯の方が、ほかの歯より強い痛みを感じます。どうしてこうしたことが起こるのですか。
(匿名希望)


解答


虫歯ができるとそこを削り、樹脂や金属でつくったもので修復しますが、口の中の温度変化により、歯の壁とこうした修復材との間に、すき間ができることがあります。


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 甘いものを食べると、砂糖が唾液(だえき)に溶け、すき間に入り込みます。一方、歯を構成する象牙(ぞうげ)質には「象牙細管」と呼ばれる細い管がたくさんあり、神経や血管などがある歯髄まで通じています。


 砂糖が溶けた濃度の高い唾液が象牙細管に達すると、浸透圧の違いから、象牙細管内の組織液が濃度の高い方に移動します。この時に、歯髄と象牙質の境界あたりにある「象牙芽細胞」も濃度の高い方に引っ張られ、その周囲にある神経が痛みを感じ、しみる状態になるのです。もっとも、最近は修復材の素材が進歩し、こうした現象は起こりにくくなっています。また、砂糖は他の甘味料に比べ、象牙細管に入り込む作用が強いそうです。


 冷水の場合は、濃度が高くないので、象牙細管に入り込んでもそれほど刺激を与えません。ですから、冷水ではしみないのに、甘いものだとしみる場合があるのです。


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